さくらVPS に Funtoo Linux をインストール
さくらのVPSに Funtoo Linux をいれた。
先日 VirtualBox 上に Funtoo Linux をいれたのですが、興奮冷めやらぬうちに借りてるだけだった VPS にいれてみた。
基本的には公式のインストールガイドのとおりで問題ないと思うのだが、インストールガイドと違う部分多少あり大変だった。
なので、その違いを章?チャプター?ごとにメモした。
注意事項
事前準備
- http://www.sysresccd.org/ から SystemRescueCd の iso イメージをダウンロード
- ダウンロードしてきた iso イメージを Sakura VPS のコントロールパネル > OS再インストール > ISOイメージインストール 上に SFTP でアップロード。
Pertitioning Using gdisk
パーティションをきる際に指定する、 disk が
/dev/vda
すでになにか入っていた場合は、fdisk
!
Installing the Stage 3 tarball
まず、 net-setup
でインターネットにつなぐ。
本来は英語だが、以下の通りに指定する。
- 有線
- マニュアルで指定
ここまで指定すると IPアドレス等に加え、ブロードキャストアドレスが必要なので以下のサイトで計算した。 http://www.rescue.ne.jp/study/ipcalc/
US 配列の場合はsshでつなぐのをお勧めします。
どうしても、SSHしたくないなら elinks funtoo.org
で stage3 をダウンロード。
Configuring your system
- fstab は要編集!!!
fstab
内の /dev/sda
な部分を書き換え忘れて、カーネルパニック発生しました。
- /etc/localtime は東京に設定
ln -sf /usr/share/zoneinfo/Asia/Tokyo /etc/localtime
- MAKEOPTS はプロセッサの数に +1
Configuring and installing the Linux kernel
wiki ではdebian-sources
を使用していたが、今回はgentoo-sources
を使用した。/etc/portage/package.use
に以下を書き込む
echo "sys-kernel/gentoo-sources symlink" >> /etc/portage/package.use
usr/src/linuxに最新のカーネルのシムリンクをはってくれる
emerge -av gentoo-sources cd /usr/src/linux make nconfig
nconfig
の際に xfs
をカーネルに組み込むのと、
KVM の guest 用に必要な設定を組み込む。 QEMU/Linux guest
make make install modules_install cd /boot ln vmlinuz-3.9.2-gentoo vmlinuz
Installing a Bootloader
サーバーにおけるネットワークの作成はServer Nerwork Configurationの通り書いた。
emerge boot-update
の後 boot.conf を以下のサイトを参考に書き換えた。
boot.conf
boot { generate grub default "Funtoo Linux" timeout 3 } "Funtoo Linux" { kernel vmlinuz params += console=tty0 console=ttyS0,115200n8r }
後は、サイトの手順どおりにやれば平気だったはず。
最後に
今回も、@ursm さんありがとうございました。
毎晩突き合っていただき感謝しています。